ちょっと立ち止まって

ベートーヴェンの交響曲第5番(通称「運命」)
を何年かぶりにきちんと聴いてみたら
4楽章のホルンの旋律にいたく感動したむうちょです。
むっちゃかっこいい!!どうすりゃあんな響きが出るんだろ?
フルトヴェングラー/ベルリンフィルの超豪華コンボです。
録音は1943年。ありがとう田原市図書館!

ベルリンフィルを目指すだけの技量や気構えは全くありませんが
(あったら失礼です!)
今の田原市吹は定期演奏会が終わったばかりでちょっと立ち止まることができる
貴重な時期です。例年だとここで練習参加率も小休止になりがちなのですが
こんな時期だからこそ、日頃できないことをやってみようかな?と思案中です。

合奏基礎

という言葉があります。曲を練習するのではなく、
音を合わせたり混ぜたりまとめたりする練習をすることです。
基礎合奏とも言いますが。

本番に追われる田原市吹はどうしてもこういった基礎的な練習が苦手です。
大変緻密な練習なのです。気を使う練習なのです。
そして
つまんない練習なのです。
でもとても大事なのです。
野球でいえばキャッチボールに当たるのでしょうか?

そんな

合奏基礎

を少しやってみようかなと。

ここで不可欠なのが管楽器奏者でもある中村先生なのです。
先日土曜日の練習でもラスト15分を使って合奏基礎の入り口的な事をしてみました。
Bb(ピアノのシのフラット)の音をみんなで4拍吹きます。

大切なこと・・・「息を吸うこと」


当たり前なのですがなかなかどうして。できないものです。
中村先生曰く

「息をどの方向で吸ってますか?」

左右なのか、前後なのか、上下なのか・・・

もちろんイメージの問題です。息は口から肺に吸うにきまっとります。
で、この日は

前後に吸う。


自分の後ろから息を吸う。
後頭部からさらに頭一つ分後ろから吸う。

(もちろんイメージ)
そして息を吸う音がするようにたくさん吸う。
(管楽器奏者は必ずこう習います。でもなかなか・・・)

すると
なんということでしょう!

みんなの音がまとまります。

その要領で音階を吹きます。
響きに推進力が生まれます。

退屈な(失礼)練習ですが実はあたしは好きだったりします。基礎合奏。
あとはいろいろ出てる合奏基礎用の教則本を使います。
田原市吹はこんなやつです。
(ティップスフォーバンドといいますがみんな「チップス」と呼んでます)
ちょっと立ち止まって
先日はチップスまでたどり着きませんでしたがこれからしばらく時間を割いていきたいです。
しかも練習の最後にやるのがミソだと思っとります。
合奏基礎やって少しでもよい響きを求めていきたいですね。



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2012年06月25日 Posted byむうちょ at 23:41 │Comments(0)むうちょのカンタービレ

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