トゥルタル・ヒュットリンゲンその④

台風来てますね。11月だっちゅうのに。
明日は土曜なのに仕事です。
会社の偉い人に確認したら
「暴風雨警報でも会社は休みにはなりません」
とのことです。(悲)

さて、しばらく間が空いてしまいました。
トゥルタル・ヒュットリンゲンの第4話です。

演奏会の骨子が決まり、当日(4/4)を迎えるまで
田原のあたしとスイスの山田さんとの間で何度かメールで打ち合わせをしました。
(なんて便利な世の中!)

・当日のピッチ(音程の基準値のようなもの)はいくつにしますか?
・合同練習の時間はいつにしますか、などなど。
そして前日いよいよスイスの皆さんがやって来ました。
平成22年4月3日。
はるばるスイスから成田へそして田原へ。

一応はお迎えをしないといけませんので仕事の合間(!)を縫って田原文化会館へ顔を出します。

ちょうどリハーサルの最中。

体でか!
しばし客席で拝聴し、ひと段落ついたところで山田さんと再会を喜び合います。
メンバーの楽器は
「英国スタイルブラスバンド」ということであたしたちのとはちょっと違います。

あたしたちはトランペットが主にメロディを執りますが先方はトランペットによく似た楽器

「コルネット」
が主流です。

また、吹奏楽にはめったに使わない(と思う)

「アルトホルン」

「テナーホルン」
があります。

そして残念なことにあたしが担当する楽器

「フレンチホルン(日本で言うホルン)」
はありません。

そして、彼らの楽器メーカーは


「世界のヤマハ」

「俺のはヤマハってメーカーなんだぜ、知ってるか?」

みたいな事を言っております。

いや・・・それ日本のメーカーなんだけど。

あちらではヤマハは大変な人気ブランドで楽器屋さんの棚の一番上に飾ってあるそうです。

そんな戯言で楽しんだ後、練習再開。

舞台になんと

「アルペンホルン」

が登場。しかも2本!

これを使って一曲やるのだそうです。

またいい音がするんですこれが。スイスといえばアルペンホルン!
(アルプスの少女ハイジを連想してください)

次の日の良い舞台を予想させるような練習でした。

練習後山田さんが

「むうちょさんもアルペンホルン吹いてみます?」
って誘ってくれます。(待ってましたその誘い!)

「いやあ、うまくふけないと思うよ」 (吹きたい吹きたい)

ということで音を出してみます。

マウスピースがでかい!しかも木。

もちろん音は出るんですが、なんだかショボイ・・・

スグに遠慮させてもらいましたが、あっちで

「彼は田原でフレンチホルンをやってるプレーヤーなんだよ」

と、伝えて欲しくない予備知識がスイスの皆さんに伝えられてます。(ひえ~)

夜は田原市吹の練習をさせてもらう予定ですので夕方練習を切り上げ、一行は練習後宿泊先の

伊良湖ビューホテルへ

そして夜負けじと田原市吹も真剣に練習をするのでした。

つづく・・・

追伸、伊良湖ビューホテルでの一行は

「海だーーー!」
と大変なはしゃぎようだったそうです。(スイスに海ないもんね)




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2010年10月29日 Posted byむうちょ at 23:52 │Comments(0)むうちょのカンタービレ

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