気温と音程の因果な関係

今日も暑かったです。
暑いのは苦手です。寒いのと同じくらい。
しかも、私の会社の車のエアコンは「壊けとる」んですよ。
あり得ない環境で外回りしてます。
会社へ
「なんとかしてくれー」
と訴えたところ
「我慢しなさい」
と温情ある返答が返ってきました(子供がおもちゃ欲しがるのとはちがうのに)
流石中小企業icon15

暑いと言えば楽器吹きにとって気温っていうのは非常にやっかいなものなんです。
出てくる音が温度によって少しずつ変わってきちゃうんです。
因みに気温が高いと音程も上がってきます。
半音の1000分の30とかのレベルですけど。
これだけ違うとかなり気持ち悪い響きになります。
気温が低いと同じくらい低い方へ振れます。

こないだの演奏会は会場がかなり暑かったので微妙な音程のズレが顕著でした。

なぜこうなるのか?
科学的なことは知りませんが
気温によって空気中の音の伝わる速さが変わるからだと思います。
救急車が来たとき近づく時は音が高くなって過ぎ去ると低くなるでしょ、たぶんあれと同じ。(だと思う)

じゃあ奏者はどうするのか
答:楽器の調節管を伸縮させたり、唇でコントロールするんです。
もちろん演奏中自分の音を聞きながら状況に合わせて。
音を聞き分ける耳は必需品ですね。
練習中なら「チューナー」という便利なお助けアイテムを買っておけば「目で」音の高低が分かります。


↓こういうやつです気温と音程の因果な関係      
 とはいうものの演奏会の日一日の中でも
1、会場まで楽器を車の中に入れて移動⇒トランクとかだと暑いから楽器も温まって音程上昇
2、会場について楽器をケースから出す⇒会場のエアコンに冷やされて音程下降
3、リハーサルでいっぱい吹く⇒自分の息で楽器が温まり音程上昇
4、休憩中⇒また冷やされて音程下降
そしてとどめに 5、本番⇒ライトに照らされ+力が入り+緊張して音程際限なく上昇

なーんて目に合うんですよね

しかも僕は実を言うとあまり耳は良くなくていっつも周りから
「むうちょ!音高いわ!!」と辛らつな言葉を浴びています。

これから先気温が上がる季節はホントに大変です。



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2010年06月24日 Posted byむうちょ at 19:18 │Comments(0)むうちょのカンタービレ

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