似て非なるもの ホルンvsメロフォン

一週間終わりましたね。
9月に入っても暑さは続きます。

今テレビではウィーンフィルの演奏会の様子が放送中。
なんとなくですが観て(聴いて)ます。

ウィーンフィルのホルンって

ウィンナホルン

を使ってるんですよね。
難しそう。普通のホルンとはちょっと違います。

ちょっと違うといえば

ホルン(フレンチホルン)とメロフォン

っていう見た目ほぼ一緒の楽器があります。



左がメロフォン、右がホルンです。

どこが違うか、よく見ると分かりますよ。

ホルンはロータリーバルブ、メロフォンはピストンです。

でも一番違うのは

ホルンはベルが右を向きます、メロフォンは左です。

メロフォンは今はほとんどお目にかかれませんが
あたしが中学生だった頃は普通に学校にありましたよ。

しかも

ホルンパートの楽器として。

ホルンとメロフォンが混在してました。
一番困ったこと・・・

ベルの向きが逆だから合奏中当たるんですよ隣の人と、ベルが

ちょうど修学旅行で左利きの人が食事の時隣にいて肘が当たるのと同じ感覚です。

しかも調がホルンはF(ファ)なんですがメロフォンはEb(ミのフラット)です。基準の音が違うので同じ楽譜を見ても
違う音が出ちゃう。慣れるまでは超びっくりです。

そんなメロフォンも今となってはなかなかお目にかかれません。
(マーチングの世界では形こそ違えメロフォンが使われているそうな)

そんな昔(?)の楽器に思いを馳せながら週末の夜を過ごすむうちょです。

さあ明日は土曜日練習日。
先週からの新譜

ベルディの

「運命の力」

を力いっぱい吹いてくることにします。  


2010年09月03日 Posted by むうちょ at 23:58Comments(0)むうちょのカンタービレ